arrow-v arrow-v notification-bell notification-bell pw-closed pw-closed pw-opened pw-opened

飲む日焼け止めって本当に効果があるの?薬機法も合わせて解説

#美容

シェアする

紫外線の気になる季節になると、よく聞く「飲む日焼け止め」。
もうすっかりお馴染みとなった美容アイテムですが、どんな商品なのか分かっていますか?

  • 本当に効果があるの?
  • 塗る日焼け止めとの違いは?
  • どんな成分があるの?
といった疑問に答えます。

飲む日焼け止めとは

もともと、欧米で広がった概念である「飲む日焼け止め」。
「ヘリオケア」というカプセルが、2002年にスペインのCantabria社から発売され、その後各国の皮膚科で広く処方されるようになりました。
日本では2016年に上陸し、それ以来、皮膚科医が開発したり、国産メーカーが開発したりして、飲む日焼け止め市場は拡大してきました。

一般的に、日本では日焼けは嫌がられますが、欧州では健康的な小麦肌が好まれます。
肌は焼きたいけど、ヒリヒリとしたダメージを抑えるためのものとして、飲むサプリメントが流行しました。

飲む日焼け止めのメカニズム

どのようなメカニズムで、飲む日焼け止めは日焼けを防いでいるのでしょうか。
そもそも、日焼けというのは、

  1. 紫外線を浴びる
  2. 活性酸素が発生し、肌に炎症・赤みをもたらす
  3. 炎症がメラノサイトへのシグナルとなり、メラニンが生成される
  4. 結果として日焼けになる

という仕組みで起きます。

塗る日焼け止めは紫外線を物理的にカットして、日焼けを防ぎます。
飲む日焼け止めは、紫外線を浴びることで発生する、活性酸素を除去することで赤みや炎症を防ぎ、日焼けを防止します。

結果は同じでも、日焼けを防ぐメカニズムは違うんですね。

飲む日焼け止めのメリット

飲む日焼け止めには、次のようなメリットがあります。

  • 塗りムラや塗り忘れの心配がない
  • 日焼け止めを塗りにくい箇所(唇、ワキ、耳、目など)にも効果がある
  • 汗で流れる心配がないので、塗りなおしの必要がない

実は、塗る日焼け止めの場合、パッケージに表示されているSPF値の効果を得るためには、皮膚表面積に対して2mg/cmの量が必要です。
しかし、消費者の多くは、この4分の1程度しか使用していないとされています。
その場合、20~50%程度しか日焼け止めの効果を享受できていません。

塗る日焼け止めを上手く使いこなせている人は、意外と少ないんですね。

また、正しい効果を得るためには、日焼け止めは2,3時間に1度は塗りなおさなければいけません。
外で活動していると、2,3時間なんてあっという間。
時間を気にして何度も塗りなおすのは、面倒です。

一方、飲む日焼け止めなら、正しい量を内服する限り効果が続くため、上手く使えているか気にしたり、外出時に頻繁に気にする必要がありません。

飲む日焼け止めのデメリット

一方、飲む日焼け止めには次のようなデメリットがあります。

  • 効果が発揮されるまでに時間がかかる
  • 塗る日焼け止めに比べて、得られる効果が小さい
  • 継続に費用がかかる

飲む日焼け止めとして販売されているサプリメントは、あくまでサプリメントのため、強い成分ではありません。
そのため、飲んですぐに効果を得ることは出来ません。
内側から少しずつ、活性酵素を除去するため、継続して飲み続ける必要があります。
また、塗る日焼け止めは1本あたり数百円でも手に入る一方、飲む日焼け止めは1箱数千円はかかるのが相場です。

併用がおすすめ

飲む日焼け止めと塗る日焼け止めは、併用するのが基本です。
両者の作用はことなり、飲む日焼け止めは内側から、塗る日焼け止めは物理的に日焼けを防ぎます。
お互いに効果を補い合うことが出来るので、合わせて使うようにしましょう。

飲む日焼け止めさえあれば安心、というわけではないんですね。

飲む日焼け止めの成分

様々なメーカーが販売している飲む日焼け止めですが、どのような成分が含まれているのでしょうか。
代表的な成分として、「フェーンブロック」と「ニュートロックスサン」があります。

フェーンブロック

フェーンブロックは、ダイオウウラボシというシダ植物から抽出された成分です。
流行のきっかけとなったヘリオケアにも含まれている成分で、ダイオウウラボシの学名が「Polypodium leucotomos」ということから、頭文字をとって、PL抽出物と書かれることもあります。

研究によると、20名の被験者がフェーンブロックを1,000mg毎日飲んだところ、紫外線B波によるMED(24時間後に皮膚を赤くするのに必要な最小紫外線量)が増加したとされています。
15日後には14.57%、29日後に20.37%増加しました。

つまり、フェーンブロックを飲むことで、日焼けに必要な紫外線量が増えたということですね。
それだけ日焼けしにくくなった、というわけです。

なお、一見効果があるように見えますが、この実験での被験者数は、わずか20名です。
効果がないと言い切ることは出来ませんが、確実な効果があると結論付けるには、被験者数が十分ではありません。

ニュートロックスサン

ニュートロックスサンは、シトラスとローズマリーから抽出された成分です。
研究によると、10名がニュートロックスサンを250mg毎日摂取したところ、MEDが増加したという報告があります。
57日後には34%、85日後には56%の増加でした。

フェーンブロックに比べると、より効果は大きいようですね。
しかし、この研究も被験者はわずか10名です。効果がないとは言い切れませんが、確実な検証としては数が少なすぎます。

パラアミノ安息香酸

多くのサプリメントで使われている「フェーンブロック」と「ニュートロックスサン」の他、パラアミノ安息香酸という成分もあります。
パラアミノ安息香酸は、PABA(パバ)とも呼ばれる成分で、葉酸の前駆体です。

フ前駆体というのは、ある化学物質が生成される前の段階の物質のことです。

パラアミノ安息香酸は、発見された当初、ヒトにとって必須な栄養素だと考えられていました。
そのため、ビタミンBxと呼ばれていたのですが、現在では必須栄養素ではないことが分かり、ビタミンには分類されていません。
必須ではないとはいえ、ヒトにとって有用な成分であることには変わりありません。

パラアミノ安息香酸は、紫外線を吸収して、熱エネルギーに変化させます。
紫外線が皮膚に浸透するのを防ぐため、日焼け防止の効果があります。
飲む日焼け止めとしてだけでなく、一般的な化粧品や塗る日焼け止めにも使われている成分です。

ユニドラでは、パラアミノ安息香酸を100mg含んだサプリメントを販売しています。
100錠入った大容量で、まとめて買うと1箱1,161円から。
1錠(1日)あたり11.6円になるので、経済的にも続けやすい金額です。

パラアミノ安息香酸は安全か?

ただし、パラアミノ安息香酸を摂取する際は、摂取量に注意する必要があります。
パラアミノ安息香酸は、過剰摂取すると皮膚細胞のDNAに損傷を与え、皮膚がんを誘発する恐れがあると報告されています。
日本では、厚生労働省により、化粧品に含んでよい量は100g中4gまでと制限が決められています。

飲む日焼け止めとして摂取する際も、この摂取量を守るようにしましょう。

「飲む日焼け止め」という表現は合法?

一般的にも広く知られるようになった「飲む日焼け止め」という表記。
ちなみに、これは合法的な表現なのでしょうか?
化粧品やサプリメントの広告では、薬機法という法律がルールを定めています。

実は、「飲む日焼け止め」の表記は、薬機法上は違法な表現です。
本来、「日焼け止め」と表現するには、SPFやPAの数値を正確に測らなければいけません。

しかし、飲む日焼け止めに関しては、具体的なSPFやPA値を計測している商品はありません。
実験も、十分な被験者数から取ったデータがありません。

「飲む日焼け止め」として広告しているサプリメントもたくさんありますが、実際は違法なのですね。

そのため、消費者としても、「飲む日焼け止め」=「塗る日焼け止め」の代用として考えるのではなく、あくまでサプリメント的な位置づけとして捉える必要があります。

あくまで塗る日焼け止めと併用して使おう

「飲む日焼け止め」はあくまでサプリメントであり、単独で確実な効果を発揮するものではありません。
紫外線をしっかり防ぐには、やはり塗る日焼け止めに勝るものはありません。

ただし、飲んで摂取するからこそのメリットもあるのは事実なので、どちらも併用して使うのが一番おすすめです。

医薬品で紫外線対策

サプリメントは、あくまで健康補助食品のため、日焼けに対して確実な効果を謳うことはできません。
一方、医薬品はその効果が科学的にも証明されています。

「飲む」紫外線対策として使われている医薬品に、トラネキサム酸があります。
トラネキサム酸は、血液を溶かす「プラスミン」の働きを抑制する、抗プラスミン薬です。
プラスミンは、メラニン産生にも関与しており、プラスミンの働きが抑制されると、メラニンも作られなくなります。
ここから、シミなどの色素沈着治療にも使われるようになりました。

サプリメント、塗る日焼け止めだけでなく、このような医薬品での紫外線対策も、非常に効果的です。
ぜひ、組み合わせて使用してみましょう。

なお、トランサミン酸は、止血や抗アレルギー、口内炎治療でも使われます。シミ治療は保険適応外なので、その目的で購入する際は、クリニックで全額自己負担となります。

美容の大敵である紫外線。
サプリメント、塗る日焼け止め、医薬品それぞれの効果を把握した上で、うまく組み合わせて使うようにしましょう。

INDEX 目次
飲む日焼け止めって本当に効果があるの?薬機法も合わせて解説

メルマガ登録


特別限定セール、無料商品プレゼントなど、お得なメルマガが届きます!
会員限定のおすすめ商品情報もここでゲット。


よりリアルタイムな情報はLINEで


ユニドラのLINE友達になると、限定クーポンの他、よりリアルタイムなセール情報が届きます。
知りたい医薬品情報は、LINEでもお問い合わせください。


友達登録はこちら